- make に必要なツールを入れておく
- emx gcc 0.9d fix2
- make (GNU make v3.72.1 を使用)
- bison または yacc
- autoconf
- sh.exe(または bash または ash)
... 以上、すべて Hobbes または leo にありますが、他にも必要なもの
があるかもしれません。当方の手許には雑多なツールが既に導入されて
いるので、よくわかりません (^^;;;
- ソースを展開
% gzcat ruby-1.4.3.tar.gz | tar xvf -
- OS/2 では autoconf をやっておく
% cd ruby-1.4.3
% sh autoconf
- configure を流す前に configure 内でリテラル定義されている、gcc の
オプション(フラグ)を書き換えておく。
- CFLAGS を "-DOS2 -O2 -m486 -Zmts" に
- CXXFLAGS を "-O2 -m486 -Zmts" に
- LDFLAGS を "-s -Zmts -Zbsd-signals" に
- configure を流す。
% sh ./configure --prefix=/usr/local
原因は不明だが、引数を与えないと configure が途中で終わってしまう
(Makefile も config.h も作成されない)ので、prefix を与えてみた。
- make する。ruby.exe が作成されて完了するハズ。
% make all
- ruby.exe と miniruby.exe と rbconfig.rb が出来ていることを確認。
% dir *.exe
% dir *.rb
- test を実行する。「test succeeded」と表示されることを確認。
% make test
test succeeded
- make install する。
% make install
configure で -prefix=/usr/local を与えているので、カレントドライブの
\usr\local 以下に実行に必要なファイルが導入される
- OS/2 向けの設定をする。上記手順通りに実行した場合、カレントドライブを
x: とすると、以下の手順が必要となる。
- x:\usr\local\bin\ruby.exe を PATH の通ったディレクトリへ移動する。
- x:\usr\local\lib\ruby を環境変数 RUBYLIB へ設定する。