Ruby for OS/2 のコンパイル

  1. make に必要なツールを入れておく

    ... 以上、すべて Hobbes または leo にありますが、他にも必要なもの があるかもしれません。当方の手許には雑多なツールが既に導入されて いるので、よくわかりません (^^;;;

  2. ソースを展開
    
     % gzcat ruby-1.4.3.tar.gz | tar xvf -
    
    
  3. OS/2 では autoconf をやっておく
    
     % cd ruby-1.4.3
    
     % sh autoconf
    
    
  4. configure を流す前に configure 内でリテラル定義されている、gcc の オプション(フラグ)を書き換えておく。

  5. configure を流す。
    
     % sh ./configure  --prefix=/usr/local
    
    

    原因は不明だが、引数を与えないと configure が途中で終わってしまう (Makefile も config.h も作成されない)ので、prefix を与えてみた。

  6. make する。ruby.exe が作成されて完了するハズ。
    
     % make all
    
    
  7. ruby.exe と miniruby.exe と rbconfig.rb が出来ていることを確認。
    
     % dir  *.exe
    
     % dir  *.rb
    
    
  8. test を実行する。「test succeeded」と表示されることを確認。
    
     % make test
    
     test succeeded
    
    
    
    
  9. make install する。
    
     % make install
    
    

    configure で -prefix=/usr/local を与えているので、カレントドライブの \usr\local 以下に実行に必要なファイルが導入される

  10. OS/2 向けの設定をする。上記手順通りに実行した場合、カレントドライブを x: とすると、以下の手順が必要となる。
    1. x:\usr\local\bin\ruby.exe を PATH の通ったディレクトリへ移動する。
    2. x:\usr\local\lib\ruby を環境変数 RUBYLIB へ設定する。

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Last Modified: $Date: 2000/07/09 06:39:51 $